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フランスでの10年の音楽修行の後帰国。横浜市都筑区で演奏活動・ピアノレッスンを行っています。2016年出産。一児の母としても奮闘中。

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プロフィール

maikopiano

Author:maikopiano
長田舞子 Maiko OSADA

パリ国立地方音楽院(CRR Paris)卒業。
パリ・エコール・ノルマル音楽院にて高等教育ディプロム及び高等室内楽ディプロムを取得。2014年ヴィル・ダブレー音楽院ピアノ科最高課程及びピアノ伴奏科卒業。また、同音楽院、音楽教養科を最高評価を得て卒業。在学中、論文『オリヴィエ・メシアンと視覚的インスピレーション』『20世紀二つの世界大戦間のフランス音楽』を執筆。音楽研究資格(DEM)を取得。

フランス国内コンクールに多数入賞。
2010年クールシュヴェール夏季国際アカデミーに参加。選抜生徒による演奏会に出演。2013年トロッシンゲン音楽大学ドイツ・リート・アカデミーに参加。
2014年ティーニュ国際アカデミーにてジャン=マリー・コテ、ブルーノ・リグットの各氏より指導を受ける。選抜生徒による演奏会に出演。

フランス在住中から伴奏者としての活動を開始。マラコフ音楽院、シュレーヌ音楽院伴奏員、アマデウス合唱団、パリ14区ダリウス・ミヨー合唱団にて伴奏者を務める。

また、ソロ奏者、室内楽奏者としても、フランス・日本国内にて多数演奏会に出演。
2015年6月、初のソロリサイタルを開催した他、フランス室内楽研究会の中心メンバーとして、フランス音楽を解説付きで分かりやすく紹介する演奏会を企画・開催するなど、幅広い演奏活動に取り組んでいる。

これまでにピアノを山口普子、ドミニク・ジョフロワ、ジャン=マリー・コテ、樋口紀美子、室内楽をニナ・パタルセック、デヴィ・エルリ、ジャック・マイヤール、伴奏法をジャン=マリー・コテ、ジャン=ミッシェル・ルシャール、音楽教養をジアド・クレイディの各氏に師事。

2016年長男を出産。育児と音楽活動の両立に日々奮闘中。


コンサート・コンクール・試験・合唱のピアノ伴奏いたします。ブログメールフォーム、もしくはピアノ教室HPの連絡先より、お気軽にお問合せ下さい。

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拡大された主題…「見える」フーガを弾きたい

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横浜市都筑区で、個人ピアノ教室を開いています。
音楽理論に基づいた自然な音楽性、先々の成長を支える基礎づくり、をモットーに、
楽しく丁寧に指導いたします
体験レッスンご希望も随時受付中! 

詳しくは、こちらのHPをご覧ください♪   <<横浜市都筑区 長田ピアノ教室>>

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雨ばかり続いているここ最近…皆さんいかがお過ごしですか?
私は、ピアノ室の湿気と格闘する毎日です(笑) 

今日は自分のレッスンで、バッハの平均律第一巻第8番変ホ短調をもっていきました
リサイタルでも弾きましたし、ここ最近ずっと練習を続けている、
私にとってとても大切な曲です

平均律の中でも名曲中の名曲!であるこの曲ですが、崇高なプレリュードといい、見事に構築されたフーガといい、何回くりかえして練習し、演奏しても、飽きることの無い美しさです。

私は、たくさんあるクラシック音楽のフォルムの中でも、フーガが何より一番美しく、完成されていて 神聖であると思います。そしてこのバッハのフーガの楽譜を見ていると、その思いがことさら強まります。

フーガのテクニックの中に、主題の拡大というものがありますが、これと同じテクニックを、20世紀フランスを代表する作曲家、オリヴィエ・メシアンも使用しています。

メシアンの場合は、主題の音価そのもののみならず、音程まで拡大することがあります…つまり、主題を平行方向にも、垂直にも拡大していくということです。メシアンの作品においてのこの拡大のテクニックは、全て、全能の神の力が、無限で、どこまでも大きくなってゆく様子を表現しています。

一度それを知ってしまうと、バッハや他の作品における主題の拡大も、やはり神の力を意識させる効果があるように思うのですが……これは作曲者が意図的にそうしたというより、むしろ、ヨーロッパの地に根付いたキリスト教的考え方や、習慣が自然と、さりげなく、そうさせているんじゃないかな、と思います。


私は、クリスチャンではありませんが、育った環境がカトリック的であった事と、そしてヨーロッパの音楽と絵画が好きで好きでたまらなかった為に、キリスト教的な神の概念のようなものに、すごく心を揺さぶられます。

主題が拡大されていく様子を見る(これについては、聞くというより、見る という感じに近い)と、あらゆるものを超えたところにいる神の存在を強く感じて、感動します。

こういう素晴らしいフーガを、きいている人が「見る」ことが出来るように演奏出来たら良いなぁと…

う~ん。先は長いなぁ……


ところで私は、音楽と同じくらい、絵画鑑賞や、あっちこっちの教会めぐりが大好きです。

音楽家になってなかったら、古いイタリアの教会の、フレスコ画の修復とかする人になりたかったな~。むしろ今からでもなりたいな~とか思います(笑)

フランスにいたころは、美術館とカテドラルを目当てに、あっちこっち旅行しました

一年ほど前ですが、南フランスのアヴィニョンまで一人旅にいきました。

その時、教皇庁のとある回廊がとても美しかったのですが…

10157212_647457768671052_7688866682793776423_n.jpg

大きさの異なるアーチが、3段に積み重なっている様子はリズミックです。
バッハの3声のフーガのようだなと思いました。

石造りで、どっしりと重みがありながら、軽やかで優美。
そんな演奏…どうしたら出来るんでしょう…?笑


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テーマ:クラシック - ジャンル:音楽

【 2015/07/06 23:19 】

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